2014年9月27日土曜日

イライラする人とイライラしない人の違いを生み出す違い




自信のない人が他者を傷つけます。相手の価値を引き下げることで自分の価値を引き上げるのです。


自信のない人が自分を基準にして、相手は自分より劣っていると見なして、相手の価値を引き下げ、自分より以下にしてしまうのです。それでもって自分は優位に立つという非常に幼稚なトリックです。

見かけは人間関係の構えが<自己肯定、他者肯定>ですが、実際は<自他否定>の構えです。だから客観的にみると、全員がダメ人間の図になっていて滑稽です。

なぜ、これにひっかかるのでしょう?









これにひっかかってイライラする人もいれば、全く気にしない人がいます。

なにが違うのでしょう?

気にしない人は現実を受け入れることが出来ている人です。現実を受け入れることが出来ている人とは人間関係の構えが<自己肯定、他者肯定>の人です。

イライラしてしまう人は<自他否定>または<自己否定、他者肯定>の人です。



その違いは、どうのような違いを生むのでしょう?

気にしない人は現実を受け入れることが出来ているので、相手の意見は意見として受け入れ否定もせず、よりよい意見を出すことができます。

つまり感情をどこにも挟まないのです。挟むことでもないのを承知できているからです。

トリックにはまってイライラしてしまう人は自己否定の感情が脅かされるので脅威に感じて感情的なコミュニケーションをしてしまい、それがイライラの現象になって表れるのです。




脅かされる人は、どうしたらいいのでしょう。
イライラする人と、気にしない人、その違いを生み出す違いに目を向けるのです。

つまり、違いは<自己肯定、他者肯定>と<自他否定>(または<自己否定、他者肯定>)にありますが、この違いを生み出している違いはなにかということです。

それは、良い意味での自分は自分、他者は他者という意識です。

イライラしてしまうのは、自分と他者の境界がないという点です。幼児の時には誰でも自分と他者の境界がないものですが、経験で違いが明確になり、受け入れ育っていくものです。


そこで過程をうまく歩めていない問題が、イライラの最大の原因になっているのです。





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