私たちは心の中で考えたとおりの人間になります。私たちを取りまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません。
世界的なベストセラー「原因と結果の法則」の著者ジェームズ・アレンはこのように語っています。
この考えは世界に広まり、現代成功哲学の祖として知られるナポレオン・ヒル、テール・カーネギー、アール・ナイチンゲールらを筆頭に自己啓発を研究する人々がこぞって、ジェームズ・アレンの説を引用していて、「近年の自己啓発書のほとんどはアレンのシンプルな哲学に具体的な事例をあれこれとくっつけて複雑化したものにすぎない」とも指摘されています。
「人は誰も内側で考えているとおりの人間である」という古来の金言は、私たちの人格のみならず、人生全般にあてはまる言葉です。私たちは文字どおり自分が考えているとおりの人生を生きているのです。なかても人格は、私たちがめぐらしているあらゆる思いの完壁な総和です。
この金言には、裏と表があります。裏と表とは潜在する意識(裏)と、顕在化した意識(表)です。
ほとんどの人は顕在化した意識しか意識できません。全人格の氷山の一角です。
潜在する意識は、行動のなかに見てとれます。
しかし行動は鏡がなければ気づきません。鏡の役目をしているのが、社会です。
ジェームズ・アレンはさらに語ります。
私たちの誰もが内心では手にしたいと考えている気高い神のような人格は神からの贈り物でもなければ偶然の産物でもありません。それはくり返しめぐらされつづけた気高く正しい思いの自然な結果です。
そして、卑しい獣のような人格は卑しく誤った思いのやはり自然な結果です。
自分自身の思いによって自分をすばらしい人聞に創りあげることもできれば破壊してしまうこともできます。心という思いの工場のなかでたちは自分自身を破壊するための兵器をつくりつづけることもできますし、
強さと喜びと穏やかさに満ちた美しい人格を創るための優れた道具をつくりつづけるこどもできるのです。
アサーティブなビジネスのやり方は、幸福な成功を引きよせます。それを違う表現をすると「社会力のある仕事」といえるでしょう。
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