2015年11月9日月曜日

成長力の決め手はPDCA


アサーティブ




代表的な啓蒙書である

これら海外から輸入された書籍に共通しているのは、「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」という日本の名言と意味をほぼ同じにしていることです。どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就するということで、やる気の大切さを説いた言葉に通じます。

この言葉を実際に使ったのは江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山とされています。

上杉鷹山が家臣に「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という歌を教訓として詠み与えたという話は有名ですが、それより以前に武田信玄が「為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人の儚さ」という、よく似た歌を詠んでおり、上杉鷹山の言葉はこれをアレンジして言ったものといわれています。

類似した言葉たくさんあります。

蟻の思いも天に届く/石に立つ矢/一念岩をも通す/一念天に通ず/思う念力岩をも通す/志ある者は事ついに成る/成功とは精神の別名なり/精神一到何事か成らざらん/成す者は常に成り、行う者は常に至る/蚤の息さえ天に昇る・・・

ざっとこんな具合ですが、現在まで死語にならずに伝わっているのは、そこに成功者の言葉として原理原則が潜んでいるからです。


海外から輸入された書籍との大きな違いは、海外本が教会音楽と似ていて、一見、他力本願的な印象があるのに対して、これら日本の名言が自分頼みだという点です。しかし、これら啓蒙書も良く読むと幸運を引き寄せるのは自分自身のあり方だと唱えています。

上記のような啓蒙書を他力本願として読む人はいないと思いますが、過剰評価せずに、原理原則として見直していただくと、ゴールデンルールが浮かんできます。つまり「PDCAこそが決め手」だと分かると思いますが、理に叶っていても、すぐに目標達成できないので、精神的な持続力の問題が障壁になってしまいます。







これを突破するのが、苦しいほど猪突猛進、バカになって「信じる」ということです。ですからここでも「鰯の頭も信心から」と繰り返し述べています。ここで大事なのが先にも言ったように「肯定的」であることなのです。その上で【PDCA✖️時間】です。
そこで直面する潜在意識にどのように打ち勝ち乗り越えるかです。

そこで「コーチング」が必要になります。つまり水先案内人。いまは大きく成長した優良企業も基本は同じです。

【PDCA✖️時間(の限界がある)】を限られた時間内に間に合うように、使い倒して成功事例をつかんだ企業は、今度はどうすれば迅速に確実に全体に浸透させられるか、その仕組みづくりに傾注し行動します。ですから取り組む課題に変化は生じるものの【PDCA✖️時間】のルールは変わることがない不変の法則として効果を発揮します。
北斗七星をめざしましょう。



マーケティング22の法則 ”The 22 Immutable Laws of Marketing”の各章見出しをご紹介しておきましょう。

1.一番になることは良くなることに勝る
2.あるカテゴリで一番になれないなら、一番になれるカテゴリをつくれ
3.一番に市場に流通するよりも、一番に心の中に流通する方が良い
4.マーケティングは、プロダクトではなく知覚の戦い
5.マーケティングにおいて最も強力な構想は、顧客の心の中のある言葉を所有すること
6.二つの会社が顧客の心の中にある同じ言葉を所有することはできない
7.採用すべき戦略はハシゴのどの段に陣取っているかによって決まる
8.長い目で見れば、すべての市場は2者による競争になる
9.二番手を目指すなら、戦略は一番手に決められてしまう
10.時間が経つにつれて、あるカテゴリは二つ以上に分化する
11.マーケティングの効果は長い時間を経て起こる
12.ブランド価値を拡大するという抑えがたいプレッシャーが存在する
13.何かを得るには、何かを諦める必要がある
14.すべての属性には、正反対の効果的な属性がある
15.ネガティブな結果を認めるなら、顧客はあなたにポジティブな評価を与える
16.それぞれの状況において、ただ一つの手段が実質的な結果をもたらす
17.ライバルの計画を自分で書くのでない限り、未来を予測することはできない
18.成功はしばしばごう慢を、ごう慢は失敗を導く
19.失敗は予期され、甘受される
20.状況はしばしば、報道されるのと逆である
21.成功するプログラムは、一時的な流行ではなく大きなすう勢によって築かれる
22.十分な資金なしに、アイデアは実現しない




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