私たちは、いまでは、みんながネットの波に乗るサーファーですが、そんなことより大事な波があると断言できます。変化の波に乗るサーファーでなければならない。うまいサーファーは波の力を利用することで、今にも呑みこまれそうな波より少し先の波にいる。追いかけられ、呑み込まれないようにするためです。
波と戦うわけでも、コントロールするわけでもなく、一歩先に行くようにするために必要なのは、自分とのコミュニケーションと周囲とのコミュニケーション。両方のスキルが必要なのです。
その中心には実際の海のサーファーと同じく経験による学びがあります。
私たちはやり直したいと思えばいつでもやり直せるが、肝心の自分が変化を嫌う。嫌ってしまえば、当然変化は起こせません。
この数年の間に「(自身の)過去の成功体験を手放さないといけない」という言葉を何度聞いたことか、何度聞かされても、言った当人が依然として過去の成功体験を手放さないのが事実です。
それほど変わることは難しいのです。なぜでしょう?自分への信頼の不足です。
変わるためには、本当のところ、想像を絶する強い信頼が必要になります。
では、それはどうすれば手に入れることができるのでしょう。
たどり着く目的地(目的、目標)を明確にして、直感を信じて、マイルストーンを順番に確実に踏破していくことしかありません。
問題は直感が、過去の成功の体験をもとにしていると役に立たないということです。
そこで冒頭に述べたように、今にも呑みこまれそうな波より少し先の波で感じる直感を信じることです。
それを可能にするのは、体験による学習に次ぐ学習ではないでしょうか?
壮絶な火花が出るようなPDCAの回転です。これは目的、目標、マイルストーンがなければできません。今日回すPDCAがはっきり見えていないと変われないのです。
変わるとは、体験による学習であり、学習とはPDCAによる軌道修正の連続なのです。
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